ROHS2

「エコブラス」ライセンス契約締結

国内伸銅品最大手の三菱伸銅は13日、大手黄銅棒メーカーのキッツメタルワークス(キッツMW)と鉛レス黄銅「エコブラス」のライセンス契約を締結したと発表した。キッツMWは2020年度初め頃を目途に、エコブラスの商標で市場投入する予定。
キッツMWは鉛の代わりにビスマスなどを添加した独自の鉛レス黄銅棒「キーパロイ」を生産しているが、高強度、高耐食のエコブラスはステンレスなど黄銅以外の素材の置き換えが出来ると考えている。
高強度に加えて水素脆化に強い特性もあるため、将来的に水素ステーションのバルブなどでの採用も期待している。
<日刊産業新聞>

メーカー各社には、単なるカドミレス黄銅棒の代替材としてではなく、用途開拓に積極的に取り組んで頂き、業界の発展に寄与して頂きたい。

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